2013年6月1日土曜日

平面図の描画システム(1)

平面図はどのように描画されるのか?

一般に平面図は建物を「目線(FL+1500ぐらい)で切って下を見た図」と解釈されます。Revitの場合も基本的には同じなのですが、包絡と同じように様々な例外が潜んでいます。Revitが平面図をどのように描画するのかを知ることは、美しい図面の作成にとって、包絡のメカニズムを理解することと同様に重要です。

Revitの平面図の描画システムはそんなに単純ではない

モデルを断面BOXを使ってFL+1500の位置でカットしてみましょう。
FL+1500で切って下を見下げたのが平面図?
一般的にはこの「切り口(切断面)」と「見えかかり」を描画すれば、平面図になると考えられます。
切断面と見え掛りで平面図ができる?
ところが、平面図はこの3Dビューとまったく等しいわけではありません。平面図を平面図らしく見せるために様々な工夫が施されています。

ビュー範囲とは?

平面図ビューのプロパティに「ビュー範囲」という重要なプロパティがあります。ビュー範囲は文字通りビューに描画される要素の範囲を指定するものです。
平面図描画においてビュー範囲は最も重要なプロパティ
文字通りに解釈すると、平面図は

(1)「上」と「下」の面(位置)に挟まれた範囲(メイン範囲)に存在する要素を
(2)「断面」で指定した面(位置)で切断

して見下げた図です。

なるほど。でも・・・・。ちょっと待ってください。「ビューの奥行」って何でしょう?それに、見下げているのに「上」って何のことなの?そうです。単に切断して下を見ただけが平面図であれば「上」とか「ビューの奥行」なんて必要ありません。「断面」と「下」だけでいいはずです。

これらの働きはいったい何なのでしょう?次回をお楽しみに。

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